英会話に特化した英文法を。英語を話す時に使える英文法を解説します。英会話の練習法や勉強法も合わせて紹介しています。英会話を勉強して世界中の人たちとお話をしましょう!

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一般動詞

語順が合っていれば間違った英語でも通じる

「まず通じることを目指す」というコンセプトで英文法を解説していくこのサイトですが、なんとこの1ページでほぼミッションコンプリートです。すいません、ちょっと盛りました。いや、結構盛りました。 しかし、おおまかなことを伝えるという意味では、英語の語順さえ合っていれば文法が間違っていても通じてしまいます。例えば、次の英文は文法的に間違っているですが、問題なく通じます。

E.T. go home

正しくは「E.T. goes home」ですね。間違っていても問題なく通じます。これが語順が変わって「Home E.T. goes」とかだとちょっと厳しいでしょう。「E.T. home goes」ならギリギリ通じるかも。 そう、大切なのは語順です。語順さえ合っていれば、文法が間違っていても、もっと長い文章でも通じます。例えば、

You play soccer park yesterday?(↗上げ調子で)

正しくは「Did you play soccer in the park yesterday?」ですが、間違った英文でも「昨日公園でサッカーしたの?」という意味でほぼ伝わります。ということで語順です。英語の並び順は次のようになっています。

~は(~が)、 ~する、 人に、 物を、 場所、 

難しい言葉を使うと「主語、述語(一般動詞)、目的語、目的語、場所、時」という順番です。難しいことは覚えなくてもよいです。 もちろん英語には他の語順パターンもあるのですが、とりあえずはこれだけ覚えておけばなんとかなります。まずは、この語順を例文を使って練習していきましょう!

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(一般動詞の例文)

語順に注意して英語にしてみましょう。 他の文法を説明していないので、よくわからない部分があっても気にしないでください。わからなくても、とにかく声に出して練習してそのまま覚えてしまって大丈夫です。

うんうん悩んで英文を作ってから話すのではなく、とりあえず「~は、~する」まで口にしてみてから次に続く言葉を探すようにしましょう。会話はテンポです。 とりあえず声を発すればテンポは保てます!

(例文1)

私は毎日午後9時に寝ます。

I go to bed at 9 p.m. everyday.

go to bed → 寝る
at~ → (時間の前につけて)~時に
p.m. → 午後
everyday → 毎日

(例文2)

君は毎日僕に笑顔をくれる。

You give me your smile everyday.

give → 与える
smile → 笑顔

直訳は「君は毎日僕に笑顔を与える。」です。

(例文3)

犬は庭を駆けまわり、猫はこたつで丸くなる。

Dogs run around in the yard and cats curl up in the kotatsu.

run around → 走り回る
in~ → (広い場所の前につけて)~で
yard → 庭
curl up → 丸くなる
in~ → ~の中で
kotatsu → こたつ

「and」を挟んで、文が2つあります。

(例文4)

私は猫耳美少女が大好きです。

I love cute cat ears girls.

love → 愛する
cute cat ears girls → 猫耳美少女

「love」は元々は「愛する」という意味ですが、日本語にする時は「大好きです。」と訳すことも多いです。

(例文5)

私は1日に500回くらいメアリーに電話をします。

I call Mary about 500 times a day.

call → 電話する
about → 約
time → 回
500 times a day → 1日500回

おまけがつくこともあります。

「いつ、どこで、誰が、誰に、何を、どうする」という例文を自分で作って、語順に気をつけながら英語にしてみましょう。 全ての要素を使わなくても大丈夫です。「誰が、どうする」の2つが入っていれば、他の要素は使っても使わなくても構いません。

一般動詞の否定文

「~しない。」というような否定する文を否定文といいます。 否定文にする時は、動詞(「~します」の部分)の前に「do not」をつけましょう。短縮して「don't」でも大丈夫です。

私は朝食にカレーを食べます。
I have curry for breakfast.

否定文→私は朝食にカレーを食べません
I do not have curry for breakfast.

(一般動詞の否定文の例文)

先ほどの語順に気をつけながら、「do not」をつけます。 話す時は、とりあえず「~は、~しない」の2つを先に口に出してしまいましょう。残りの部分は話しながら考えていきます。

(例文6)

否定はしない!

I do not deny!

deny → 否定する

(例文7)

私にはわからないわ!

I just don't understand!

just → ただ
understand → 理解する

(例文8)

山猫はベッドで眠らない。

Wildcats don't sleep on the bed.

wildcat → 山猫
on~ → ~の上で

(例文9)

私の両親は私にお金をくれません。

My parents don't give me money.

parent → 親
money → お金

(例文10)

私は月曜日にはメアリーの家に行かない。

I don't go to Mary's house on Monday.

to~ → (目的地を示して)~に、~へ
Mary's → メアリーの
on~ → (曜日・日付の前につけて)~に
Monday → 月曜日

「いつ、どこで、誰が、誰に、何を、どうしない」という例文を自分で作って、語順に気をつけながら英語にしてみましょう。 全ての要素を使わなくても大丈夫です。「誰が、どうしない」の2つが入っていれば、他の要素は使っても使わなくても構いません。

一般動詞の疑問文

「~しますか。」と尋ねる文を疑問文といいます。 疑問文にする時は、文頭に「do」をつけましょう。 日本語の疑問文と同じように、最後は上げ調子で言いましょう。

あなたは朝食にカレーを食べます。
You have curry for breakfast.

疑問文→あなたは朝食にカレーを食べますか
Do you have curry for breakfast?

はい、(私は)食べます。
Yes, I do.

いいえ、(私は)食べません。
No, I don't.

「do」で質問されたら、返事をするときも「do」で返します。 英語は基本的に必ず主語(「~は」の部分)をつけますので、返事をするときも省略をしないようにしましょう。
日本語では「はい、食べます。」のように返事をしますが、英語で答える時は「はい、私は食べます。」という具合に、必ず「~は」の部分も考えて返事をしましょう

(一般動詞の疑問文の例文)

先ほどの語順に気をつけながら、文頭に「Do」をつけます。 話す時は、とりあえず「~は、~する?」の2つを先に口に出してしまいましょう。残りの部分は話しながら考えていきます。

(例文11)

クリリンのことか・・・?クリリンのことかーっ!
はい、そうです。

Do you mean Kuririn? Do you mean Kuririn!?
Yes, I do.

mean → 意味する
Kuririn → クリリン

直訳は「あなたはクリリンを意味しているのですか?」です。「mean(意味する)」は日本人には使い方が難しいのですが、英語ではとても便利でよく使われます。 また、「あなたは意味しているのですか?」と聞かれたので、「はい、(私は)意味しています。」という意味で「Yes, I do.」と答えます。

(例文12)

毎週金曜日に地球寄ってく?
はい、(私たちは)寄っていきます。

Do we drop in the Earth on Fridays?
Yes, we do.

we → 私たちは
drop in → 立ち寄る
the Earth → 地球

(例文13)

あなたとあなたの妹は夕食のあとにテレビの前で踊りますか?
はい、(私たちは)踊ります。

Do you and your sister dance in front of TV after dinner?
Yes, we do.

sister → 妹、姉
dance → 踊る
in fron of~ → ~の前で
TV → テレビ
after~ → ~のあと
dinner → 夕食

(例文14)

あなたの両親はあなたにお金をくれますか?
いいえ、(彼らは)くれません。

Do your parents give you money?
No, they don't.

your → あなたの
they → 彼らは

(例文15)

あなたは月曜日以外はいつでもメアリーの家に行くのですか?
はい。もちろんです。

Do you go to Mary's house any day except Monday?
Yes, of course.

any day → いつでも
except → ~を除いては
of course → 当然

「いつ、どこで、誰が、誰に、何を、します?」という例文を自分で作って、語順に気をつけながら英語にしてみましょう。 全ての要素を使わなくても大丈夫です。「誰が、どうします?」の2つが入っていれば、他の要素は使っても使わなくても構いません。

一般動詞まとめ
  1. 「~は、~する、人に、物を、場所、時」の順番で単語を並べれば、英語が間違っていてもとりあえず通じる。
  2. 否定文にするときは、動詞(「~する」の部分)の前に「don't」をつける。
  3. 疑問文にするときは、文頭に「Do」をつける。

この1ページをマスターするだけで、おおまかなことは本当に通じます。まだ細かいことを伝えられなかったり、間違った英語だったりもしますが、それはあとから追々対策していけば大丈夫です。 まずはこの1ページをしっかりとマスターして、英語で会話ができるようになりましょう!

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